この記事では、現役ホテルバーテンダーの私が、規則の厳しいホテルマンの髪型を徹底解説していきます。
これからホテル業界に就職する方で、上に書いたように、髪型について悩んでいる方は意外とたくさんいます。
その理由として、ホテルマンは髪型の規則が厳しいというイメージを持っている方が多いことが挙げられます。
高級ホテルを利用したことがある方なら想像がつくと思いますが、ホテルで働くスタッフは身だしなみがしっかり整えられた状態で勤務しています。
「身だしなみ」と一言で言っても、「服装」「爪」「姿勢」「肌ケア」など髪型以外にもたくさん気をつけていることがあります。
その中でも、一番印象に残るのが「髪型」と言われています。
人は相手の印象を決める時にまず顔を見る人が多く、自然と髪型も目に入るためとても印象に残りやすいと言われています。
これは、ホテルマンに限らず、普段のコミュニケーションでも同じことが言えます。
接客のプロとして働くホテルマン、髪型の規則が厳しいのはこのような理由から、全てのお客様に不快な印象を与えないための仕事の一つとも言えるのです。
とは言え、仕事中はよくてもプライベートではもっと自由な髪型を楽しみたいと思う方も多いはず。
ここではそんな悩みを解決していきます。
工夫次第で意外とどんな髪型でもできてしまうので、ホテル勤務での髪型に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
ホテルマンの髪型とは
ホテルマンの髪型にどんなイメージを持っていますか?
高級ホテルを利用したことがある方なら少しイメージがつくと思いますが、大体の人がビシッと髪の毛をまとめているイメージを持っていると思います。
男性ならこんな感じで顔まわりをすっきりさせ、ジェルなどの整髪料でガッチリ固めている印象です。
女性ならこんな感じで、しっかりと後ろでまとめ顔がはっきり見えるような髪型のイメージが強いと思います。
とは言え、もういい大人なのでいくら仕事だからといって髪型の規定がキツすぎるとプライベートに支障が出る可能性だってありますよね?
プライベートの時間ぐらい、自分の好きな髪型をして友達や恋人と出掛けたいですよね。
そこで、現役ホテルバーで働く僕が実際に働いているスタッフを参考にしながら、ぶっちゃけどんな髪型までOKなのかを紹介していきたいと思います。
一見かなりくだらない記事に見えますが、ホテルマンを目指す人から髪型に関する質問がかなり多く、仕事中はしょうがないけどプライベートはおしゃれに決めたいという人は結構たくさんいらっしゃいます。
ホテルマンにおすすめの髪型「男性編」
まずは男性編ということで、ぶっちゃけどんな髪型までOKなのかざっと紹介したいと思います。
髪型に関しては、各ホテル事に様々な規定があります。
僕の印象では、一流のホテルに近づくほど髪型の規定は厳しいイメージがあります。
日経のホテルだと、いわゆる御三家と言われるホテルです。
格式が高くなるにつれて、ホテル利用するお客様の客層もレベルが高くなってくるので、もちろんそれに伴ってスタッフのレベルも上げて行かなくてはいけません。
とは言え、結論言ってしまえばお客様からみて清潔感があれば良いのです。
髪の毛は生まれつきの髪質もあるので、自分にあった清潔感のある髪型を見つけることが一番大切です。
短髪ショート
ホテル内では、やはりこんな感じの短髪にしているスタッフは多いです。
流石に仕事中はこんなに束感は出せませんが、プライベートでもワックスをつければカッコよくできるので結構人気の髪型です。
短髪の方が、髪のセットがしやすいのでズボラな男性にもおすすめです。
髪色も、このくらいの明るさならジェルでしっかりセットすればあまり目立たないので上司や先輩にもバレにくいというメリットがあります。
ツーブロックショート
続いては、ツーブロックショートです。
両サイドと襟足を刈り上げているので、多少髪の毛が耳にかかっていたりしても、ジェルでセットすればとても清潔感が出るのでこちらもおすすめです。
こんな感じで、仕事中はしっかりまとめて、プライベートではこのようにワックスでセットすれば全く問題ありません!
仲の良い女性スタッフ達は、むしろこのギャップが良いと言っています。
オールバック
正直このオールバックが僕の中では一番おすすめです。
僕も仕事中はオールバックにセットして仕事をしています。
とは言え、オールバックは顔が強調されるからちょっと。。。
と思うかもしれません。
しかし、プライベートで好みの髪型にするにはオールバックが一番なんです。
なぜかというと、耳周りと襟足だけ軽く刈ってしまえば、前髪がかなり長くても、少しパーマをかけていても全て後ろに流してしまえば清潔感のある髪型に見せることができるのです。
イメージとしてはこんな感じです。
このように耳周りと襟足がスッキリしていると、清潔感が出るので前髪やトップにボリュームがあっても全然大丈夫です!
このように、仕事中はしっかりまとめてセットすれば、プライベートではこんな感じの髪型でも全く問題ないです!
こうみると結構長いし、毛先の動きがかなりあるのでホテルマンではNGな髪型だと思われがちですが、先程のオールバックセットをすれば全く問題ありません!
こんな感じで、ホテルで働くスタッフはONとOFFのスイッチをしっかり切り替えています。
仕事中はしっかり決めて、プライベートではラフでお洒落な髪型の人が多いです。
これからホテル業界を目指す人はぜひ参考にしてみてください。
髪型の規則が厳しいから。。。
と諦めていた人は、少し違った角度から考えてみるのも良いかもしれません!
ホテルマンの髪型でパーマ、カラーはOK?
長さは、もみあげと襟足をすっきりさせればある程度は伸ばしても大丈夫です。
では、パーマとカラーはどうでしょうか?
パーマ
結論からいうとNGです。
しかし、これはいかにもパーマかけてるとバレバレな髪型がNGな訳で、パーマか癖毛がわからない程度なら大丈夫です!
要はヘアセット次第、ということになります。
各ホテルのマニュアルの中には「髪型の規定」というものが必ずあります。
これは、非日常空間を体感しにホテルにきたお客様に不快な思いをさせないように身嗜みを整えましょう。
ということで、格式高い高級ホテルでは徹底されています。
だからといって、今のご時世、写真を見せられてこの髪型にしてこい!などと強要するとパワハラだ!と訴えられてしまうのでそこまで厳しく指摘されることは少なくなりました。
仕事中は割り切って、しっかり清潔感ある髪型にセットできるならパーマをかけても大丈夫だと思います。
元から癖毛だったり、天然パーマの人もいます。
カラー
結論からいうとカラーもNGです。
基本はカラー等していない自然な黒が好ましいです。
特に男性は、目立ちすぎる茶色や金髪だと出勤しても髪色を直すまでお客さんの前に出ることができません。
とはいえ、地毛が少し茶色の人もいるので、ほんのり色の抜けたグレーなど、自然な黒に近い色なら何も指摘されないことも多いです。
女性の場合、男性に比べると規則が少し緩いので、とにかく綺麗に見えれば多少髪色が明るくても大丈夫です。
むしろ、髪色が明るい方が綺麗に見える事もありますよね。
例えば、こんな感じの少しくすんだ色なら照明に照らされても明るくなりすぎないのでおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか
今回はホテルマンとして働く男性におすすめの髪型を紹介しました。
この記事を読んで、ホテルマンでも工夫すればいろんな髪型を楽しめるんだと思って頂けたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ホテルの仕事について別の記事で紹介しているので、よかったらそちらも参考にしてみてください。
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