こんにちはkoblogです。
この記事では、東京のホテルバーで働く僕がバーテンダーとして働くメリット、デメリットをお話ししていきます。
これからバーテンダーを目指そうとしている人、バーで働いてみたいと興味を持った方に少しでも参考になればと思います。
とは言え、バーテンダーは普通のサラリーマンと比べ少し特殊な職業になるので、興味はあるけど実際どんな仕事なのかあんまりよくわからない。
と思う方もたくさんいると思います。

バーテンダーは見ていてカッコいいけど、夜遅くまで働くのは大変そう。

それにお酒が強くないと仕事にならなそうだよね

確かに。
しかも一日中ずっと喋ってなきゃいけないイメージがあるからちょっと辛そうだなー
バーテンダーは見ている分にはカッコ良くて素敵な印象を持たれやすいですが、実際に働く事を考えるとちょっと大変そうですよね。
確かに大変な事はたくさんあります。
夜遅くまでの仕事や、1日に何十人と接客をしなければなりません。
とは言え、大変なことばかりではありません。
普通のサラリーマン生活では経験できないような事も沢山あるので、普段仕事をしながら感じるメリットを紹介していきたいと思います。
結論、バーテンダーになるメリットは下記の通りです。
飲食業の中でも少し特殊な仕事なので、居酒屋やレストランとはまた少し違ったメリットがあります。
それでは一つずつ解説していきます。
バーテンダーになるメリット

繰り返しになりますが、下記の通りです。
毎日新しい出会いがある
バーテンダーとして働いていると、毎日新しい出会いがあります。
もちろんお客さんとの接客も出会いの一つとしてカウントしています。
お店に来てくれたお客さんと仲良くなれば、日常の些細な出来事からさらに深い話をする事もありますし。
時には悩みを相談される事もあります。
それに、ホテルは様々な国の方が利用するので外国人と仲良くなる事もあります。
毎年、日本に仕事に来るお客さんで毎回僕が働くホテルに宿泊するお客さんがいます。
その方は、「必ず日本に来たら僕が働くバーに飲みに来るので毎回接客するうちに仲良くなった。」
なんていうエピソードもあります。
僕の片言の英語でもしっかり聞いてくれようとして、話すときも僕が聞き取りやすいようにとてもゆっくり簡単な英語で話してくれるとても紳士なお客さんです。
こんな出会いも、ホテルバーで働いているメリットだと思っています。
お客さんだけでなく、ホテルには何百人もの従業員が働いています。
頻繁に新しいスタッフが入ってくるので、自然と出会いが増えていきます。
とは言え、よく会うのは同じ部署のスタッフや隣の部署のスタッフが多いので良く話すのは自分の周りにいるスタッフが多いですが。。。
このように、ホテルで仕事をしているとたくさんの人に出会える、といったメリットがあります。
様々な業界の人と話す機会がある
働くお店の立地やコンセプトによってかなり差があるのですが、僕の働くホテルバーでは本当に様々な職種の方がいらっしゃいます。
仕事帰りのサラリーマン、大手企業の社長、旅行中の外国人、マッチングアプリで出会ったカップルなどほんとに様々です。
ホテルで働く魅力として、僕の中では企業の社長さんとお話しできるのはかなり魅力的だなと感じています。
いろんな企業の社長さんとお話しできる機会なんて、どこかの社長と奇跡的に仲良くなるか自分が社長にならないとほとんど無いと思います。
なぜ企業の社長さんとの話が魅力的なのかと言うと、今まで平凡に生活してきた一般庶民の僕には無い考えを持っているからです。
企業の社長さんは、たくさんお話を聞く限り相当努力している方がほとんどです。
たくさん挑戦して、自分で考えて、失敗をしてきたという話をよく聞きます。
まだまだ社会人5年目の僕には想像できない程の経験をたくさんしてきた方の話は、聞いていてほんとに楽しいです。
中には、プライベートなので愚痴ばっかり話す方もいますがそれほど大変なんだな社長って。
と思っていつも聞いています。笑
時には、芸能人やプロ野球選手なども接客する事もあるので、そう言った点でも魅力的な仕事なのかなと思います。
お酒にかなり詳しくなれる
毎日お酒を作るので嫌でも詳しくなります。笑
とは言え、お酒の世界はとても幅広く数えきれないほどの種類があるので僕も全てのお酒を知っている訳ではありません。
常に新しい商品も開発されていますし、世に出回っていないお酒もたくさんあります。
それでも、バーテンダーとしてお酒を提供する以上、基本的なお酒の知識はもちろん、そこからさらに掘り下げて勉強していかないと仕事にならないので、仕事をしながら新しい発見をしたりお客さんから情報を仕入れたりしています。
お酒に詳しいお客さんに質問され、答えられないとバーテンダーとしてカッコ悪いので少しずつ勉強して接客しながら勉強したことをお客さんに話して、と言うのを毎日繰り返しています。
学んだことを誰かに話すとそれだけで頭に印象が残り覚えやすくなるのでおすすめです!
コミュニュケーション能力が鍛えられる
接客業をしている人は毎日知らない人と会話をしています。
どんなに落ち込んでいてブルーな気持ちでも喋らなければいけません。笑
そんなことを繰り返していたら自然とコミュニケーション能力がつくのは一目瞭然ですよね。笑
もし人見知りで悩んでいる人がいたら、接客業をする事をおすすめします。
自動的に喋らなければいけない状況になるのでもしかしたら克服できるかもしれません!
と言っても、僕は仕事から帰るとほとんど喋らないことが多いです。
仕事中は死ぬほど喋り倒すのでその反動で言葉を発するのが疲れてしまって家の中では喋らない事が多いです。笑
ただ、いろんな人と会話する事はとても大切な事なので、もし話すのが上手くなりたい人や人見知りを克服したい人は接客業をしてみるのも良いかもしれませんね!
バーテンダーになるデメリット

ここまでバーテンダーになるメリットをお話ししてきました。
もちろんどんな事にもデメリットがあるようにバーテンダーにもデメリットがあります。
バーテンダのデメリットは下記の通りです。
一つずつ解説していきます。
昼夜逆転の不健康な生活
バーの営業時間は、夕方から深夜の所がほとんどです。
みなさんが夜ご飯を食べて、っしゃ!これから一杯飲みに行くか!!
と張り切っている時間が一番稼ぎ時なのでどうしてもこの時間になってしまいます。
なので、大体みなさんがお昼休憩をとっている頃に起床しみなさんが酔い潰れて爆睡している頃に仕事が終わり、みなさんが眠い目を擦りながら不機嫌に起床している頃に帰宅します。(清々しく起床している方、申し訳ございません勝手な想像です。笑)
活動時間が真逆なので、仕事終わりに友達と飲みに行く事もできません。
休みの日も午後に起きることが多いので、遊びの約束も夕方から行動することがほとんどです。
この生活に慣れなくて辞めちゃう人が多いのが現実です。
営業時間が長く自分の時間が少ない
基本的に、仕事の日は自分の時間はあんまり無いです。
拘束時間が長くて、平均12時間ぐらい拘束されてるので家に帰ってもご飯食べて風呂に入って寝るだけの生活になりがちです。
睡眠時間を削れば時間は作れますが、そんなことすると体力が持たないのでなるべく睡眠時間は確保するようにしています。
なので僕は、休みの日は外に出る事もありますが予定のない日は家にいることが多いです。
時間の割に給料が少ない
飲食業界は拘束時間が長くて給料が少ないのは鉄板です。
正直アルバイトでも出来てしまうので仕事が多いので給料が安いのが現実です。
経験を積んだバーテンダーでも、雇われている間はほとんど給料は変わらず低いことが多いです。
大体手取りにすると19万〜22万円の間ぐらいをうろちょろしています、、、
自分のペースで仕事ができない
お客さんの入り具合で忙しさが変わってくるので、自分のペースで淡々とこなしていくのが好きな方はバーテンダーの仕事はあんまりお勧めできないです。
暇すぎてやらなきゃいけない仕事が綺麗に片付く時もあれば、忙しすぎて全く手が付けられない日もあります。
全てがお客さんを中心に動くので先が読めず、感を頼りに仕事していくような感じです。
なので、営業後に溜まった事務仕事をこなす事も多いです。(俗に言うサービス残業ですね)
まとめ

この記事ではバーテンダーになるメリットを現役でバーテンダーをしている僕の主観でお話ししました。
こちらがバーテンダー になるメリットのまとめです。
僕が思うに、一番のメリットは普段出会う機会の無い様々な業界の人と話せるところです。
それもその業界のトップの方達が足を運んでくださるので、その方々と話すだけでもかなりの価値があると勝手に思っています。笑
もし、バーテンダーを目指している人や、興味を持っている人の参考になればとても嬉しいです。
別の記事で「最速で憧れのバーテンダーになる方法」を紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Instagramで自宅で作れる簡単カクテルも紹介しているので是非参考にしてみてください。
それでは
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